池上 正資
『ブラキシズムが歯を壊す!』隠れた「歯の天敵」を知っていますか?
「同じ歯の銀歯が何度も取れる」「同じ歯ばかりが痛む、虫歯になる、しみる」…
皆さん、歯の治療でこういう経験はないでしょうか?普通、虫歯などは一度治療が終われば、短期間で同じ歯が悪くなる事は滅多にありません。ただ、そういう訴えをしてくる患者さんが多くいらっしゃることも事実なのです。それはナゼか?歯科医になって40年、開業して35年を超える治療実績を持つ著者はそれをずっと考えてきましたが、ある時気づいたのです。「ブラキシズム」が原因だと。(「ブラキシズム」とは、「歯ぎしり」「噛みしめ」「食いしばり」などの噛み癖の総称)
著者は現場での治療を行うにつれ、一般の人に広まっている症状だということに危機感を持っています。そもそも「ブラキシズム」の多くは無意識、あるいは就寝中に行っているので、本人は気付いていない事が厄介な点です。端的に言えば「ブラキシズムが歯を壊す」のです。著者は「ブラキシズムをどうするか」という問題、そして解決法・治療法を読者の皆さんと共有したいと思い、本書を書きました。
発行/現代書林
単行本(ソフトカバー)・200頁
定価/¥1,540